トキメキスナップ

写真とテキストを気ままに

タスクをこなすために「デジタルを捨てて」時間をかけてみる。

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みんな「意外と」やらなきゃいけない事って多い

人が1日に「やらなきゃな」と考えることって多いんですよ。所謂タスクとか、Todoっていうヤツです。

例えば、紙とペンを持って「明日お客さんに会う」っていう忘ちゃいけないものから「帰ったら服を部屋に入れる」とか些細なことまで全部全部、公私ともにリストアップしてみてください。どんなに些細なことも、脳の中身を吐き出す感じで。そうすると、意外と平気で20個、30個とかいう数になるんです。

僕は日常的にリストアップするのですが、自分が朝起きて、仕事して、帰って寝るまでに、意識することってこんなに多いんだ。と我ながら毎回感心します。正直、ひとつづつこなすのが嫌になるくらい。コレ、まったく整理しないで過ごしたら1つや2つ絶対に忘れてしまうなあと・・。

皆「自分はときたま物事を忘れる」ことを知っていますね。だから例えば、スマートフォンのリマインダーやToDoリスト、カレンダー機能を使って、タスクを整理したことがあると思います。僕は自分が、とくに忘れっぽい性格だということを自覚していています。とりわけITを使いこなすことに自信があったので「色々」試しました。

EvernoteOmniFocus、そのた沢山の便利アプリ。

いろんなサービス、いろんなアプリを使いました。どれも便利でしたが「色々」使っただけあって、どれも長続きしませんでした・・「俺禁煙3回したことあるよ!」みたいな感じですね(笑)。でも、繰り返しますがどれも便利だったんです。本当に。

本当に便利だったんだけど、使い続けることができませんでした・・。

デジタルの呪い

どのツールも予定の30分前にアラームで教えてくれるし、予めインプットしたことを勝手に整理してくれ、「自分の今頭に入れておくべきこと」を全部教えてくれるようになっていました。

それなのに「忘れる」ことを解決することができなかったんです。

・・ある日、どのツールも便利なあまり、アラームが鳴ってももう一度スヌーズ(再通知)が鳴ることを知っているので、後回しにする事が多いことに気付きました。予定を入力するときにグループ振り分け機能が便利なため、細かいニュアンスやポイントを省いていることに気付きました。

いやいや、スヌーズ鳴ったときにやればいいし、グループ分してるなら細かい事書いてなくても大体思い出せるでしょ・・でも、ここで「もっとしっかりしないと」とすら思えなくなっていたんです。ツールがとても便利だったため「整理する」ために費やす時間を「機能」を使ってカットしすぎて、そもそもどんどん「大切さ」が意識からなくなってしまっていたんです。大切だと思っていないので、アラームは無視するし、メモの細部を忘れてもお構いなしって感じです。

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わざと時間をかける

このとき逆説的に「わざわざ時間をかける」という手段を知りました。楽をしたい、忘れっぽい自分だからこそ「わざと時間をかけて」「頭に刷り込む」んです。

具体的には、タスクをITを使って整理するのをやめました。僕はワープロ検定1級を持っているので700文字入力するのに10分と掛からないし、スマホでもたぶん同じくらいの速度で打ち込めます。でも、直筆すると本当に汚くて、綺麗に書くと5〜10倍くらい時間がかかります。でも、これでいいんです。

OmniFocusとかだと、プロジェクトとかコンテキストって機能でタスクの属性や役割をマウスひとつ、2クリックくらいで振り分けできて、それを後で関連したタスクまで一瞬で芋ヅル式に引っ張り出せて超便利、何も頭で考える必要ないじゃんって感じなんですけど、これをノートでやろうとすると・・属性ごとにページを分けて、付箋貼って、ペンを持ち替えて色分けして、ガリガリ絵を描いて。比べたら吐き気がしそうなくらい、めっちゃめんどくさいです。最悪です。

でも、僕はこれでいいんです。700文字書くのに1時間以上かけて、付箋と蛍光ペン3色と修正マーカー持って、時間かけてもできるだけ綺麗にノートまとめるようにしました。「わざと時間をかけて」「頭に刷り込む」ようにしました。

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いまのところ、この手でうまくいっていて、毎日すこしの時間をこの「整理」するために費やすようにはなったけれど「忘れる」「後回しにする」事は飛躍的に減りました。

たぶん、本当はデジタルだから、アナログだから。という問題ではありません。便利が毒とは思いません。僕には「整理」に立ち向かう時間が、もう少し必要だったってことです。便利なツールの使いすぎで、それを縮めすぎていた。だから僕の場合は「デジタルデトックス」することで上手くいったと。

楽ってできないものですね・・。